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獅子の一瞥を喰らいたい。

自担部門:坂本昌行【楽曲大賞の話】

V6楽曲大賞1995-2015

 

 

「楽曲大賞」様の存在は、以前から知ってはいたが、普段こういったものは「自分が投稿した所で…」感がある人間なので「見ているだけ」に徹してきた。

でもまぁ今回は…20周年だし…お祭りには余すことなく参加していきたいし…と、ギリギリまで迷ったものの…投票期間を延長されたこと、それと偶々シフトの変更で休みになったことで時間があったので、やってみることにした…のが運の尽き!

明確な文字数制限は明記されていなかったものの、どうやら私のキモチワルイ愛情は受け止めきれなかったようだ。本当にご迷惑をおかけしてすみません。なんという自己責任。

「こんな気持ち悪いコメント、他人様に晒されなかった方が世の中の為なんじゃ…」とも思いましたが、せっかく半日かけて悩んで書いたので、動かしてなくてほったらかしだった(他にもほったらかしているものはあるけれど)はてなブログの方に改めて投稿してみる。改めて読むと本当に気持ち悪い。夜中に書いた手紙がダメなのと一緒だね。感情に任せてしまうと碌なことにならない。

逆に、みんな的確な長さにコメントできてすごいな…「まとめる」という能力が欲しいです。未だに長く書けばいいと思っていやがるぜコイツ。

 

 

 

 

楽曲部門1位 「over」


元々はKinkiKidsファンだった私が、堂本剛くんと合宿所時代同室だった岡田准一くんとはどういう人物なのか興味を持ち、当時テレビでスタートしたPU-PU-PU-を見て、小峰和哉である岡田くんにオチて、overという楽曲の素晴らしさに触れ、そこからV6ファンの人生が始まった、私とV6の出会いの曲です。その後、そのだいすきなoverが、20thCenturyの作詞だと知り、坂本昌行に転げ落ちていくのでした。わたしとV6の全てを決めた1曲。辛い時も苦しい時も、この出会いの歌に励まされてきました。

 

楽曲部門2位 「D.I.S.」


2位以下にほとんど差はなく、かなり迷いました。古参の癖に最近の曲からになってしまうのですが、OMGを聴いた時から一番好きで、ダンサブルな曲調と言葉遊びの世界観が大好きだったんですが、実際についた振り付けがこれまたかわいい振り付けで、それからはもう虜です。恋に溺れ、夢に溺れ、目先の欲に溺れ、今夜だけはそんな時間も僕が許してあげよう。魔法にかけてあげよう。一緒に踊ろう! 6人の魔法にかかりたくなる。かけてほしい!コンサートという空間を思わせる楽曲。魔法にかからなければdisられる、ということですね(笑)

 

楽曲部門3位 「nostalgie」


V6の歌う歌は、過ちも後悔も、苦しみも悲しみもすべてを抱えた上で、「それでも」明日を生きていかなければ、という明るい希望だけじゃない、何か大きな「覚悟」をも時に思わせる、ハッと気づかせてくれる歌が多いのも特徴かな、と思います。 「そうさ僕らはこの街で 生きてかなくちゃな」 田舎に暮らしているからこそ、刺さる何気ない言葉です。 しがらみや、諦念も、全部抱えた上で生きるのは、決して楽じゃない。それがわかっている6人だから、好きで居続けられるんです。

 

楽曲部門4位 「愛をコメテ」


曲調がすごく好きで、なんでこんなにかわいいメロディーなのにコンサートで踊らないんだろう!!と何度思ったことか。冬の歌なので、あまりコンサートをする季節にはそぐわないんでしょうね(笑) それでも無性に好きな曲。もしかしたら誰も投票しないんじゃないかと思ってここにいれました。 個人的に「です」「ます」の歌詞がかわいく感じるのも手伝って、聴くと女性に頭のあがらない6人を想像して(笑)楽しく明るくなれる1曲です。 「君がいないと始まんないよって言えないようです」の所が好き。

 

楽曲部門5位 「Don’t Stop The Refrain」


HAPPYの宣伝のために、MUSICSTATIONに出演した際にメドレーで披露された時、3倍で録画したVHSを、本当に擦り切れるまで見ました。ノイズが走るようになって、それでも何度も何度も繰り返し見ました。ファンになってまだ数年の頃、この楽曲が本当に本当にかっこよくて、V6らしくて、キラキラしていて。私の目には、彼らの周りにはいつだって小さな光の粒子みたいなものが輝いて見えたものです。……今もですが(笑) 当時、グループでこんなにかっこよくラップとダンスができる人たちは他にいなかったと思います。今年、コンサートで歌ってくれないかな。 「refrain」の意味が知りたくて、英和辞典で引いたのを今でも鮮明に覚えています。『変化を止めるな』今のV6があるのも、6人が変わっていくことを恐れなかったから、進化していくのを選んだからこそなのかな、とも思います。

 

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カミセン部門1位 「Come With Me」


まさにカミセンらしい、カミセンのカミセンたる部分が詰まっている曲。剛くんのノリノリのラップに、健くんが絶妙に掛け合い、二人の高音を岡田くんの声上手くまとめている。歌詞の「きっと連れてくから 信じていて」というフレーズ、当時20代前半の若かった彼らのキラキラした眼差しを思い出すと胸が熱くなります。

 


カミセン部門2位 「Precious Song」


3人の声がとても優しく、穏やか。時間が経ち、カミセンとして新たなアルバムを作るとなった時の3人の成長を感じました。そして、この収録アルバムの中では圧倒的な「THE・アイドルソング」感がもうたまらなく大好きです。カミセンとしての新たな面も感じながら、往年のカミセンらしさもある楽曲。

 

カミセン部門3位 「Magical Mystery Song」


アルバムで聴いた時から、問答無用で「アガる曲」でした。V6のコンサートでの披露はかわいい感じにしあがっていましたが、もしもカミコンならば恐らくかなりかっこよく化ける曲ではないかと思っています。

 

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トニセン部門1位 「bird cage」


 昔から、トニセンで一番好きな楽曲は、と問われれば、マイナーとわかっていながらもこれを一番に挙げていました。作詞:20thCentury、作曲:井ノ原快彦。夏の眩い日差しの中の、濃い影を浮かび上がらせるような詩の雰囲気は、当時まだ10代だった私には鮮烈でした。大人の恋とは、きっとこういう風に終わって季節の狭間に消えるのだと。 こんな歌詞を書く、そして曲として成立させるグループが居るなんて!!しかもアイドルだなんて!!衝撃的過ぎて、今でも本当に大好きな曲です。 細かいことですがハーモニーの「(消えた!!)」の部分のびっくりマークに彼らの当時の若さを感じるようでとても愛しくなるのもポイントです。

 

トニセン部門2位 「Precious Love」


3曲選ぶ余地があり、その3曲ともミニアルバム「PreciousLove」の中から選ばせていただきました。本当にあのアルバムは今でも色あせることのない、20thCenturyとしての名盤だと思います。メロウな雰囲気の言葉遊びに、3人の美しいハーモニー、伸びやかな声。3人とも、ラップもコーラスも素晴らしくハマっている。PVのビジュアルも最高です。 当時剛くんが、出だしの坂本くんの「Come on baby」だけを何度も聴いて爆笑していたというかわいいエピソードも是非ともお忘れなく。

 

トニセン部門3位 「LOVE SONG」


「PreciousLove」がトニセンの良いところを前面に押し出しているとすれば、こちらは少し当時にしてはチャレンジャブルな楽曲だったのかな、と今になって思います。易いキーワードかもしれませんが「ハードボイルド&スタイリッシュ」という言葉を当てたい。2003年のコンサートで披露した全員での椅子を使ったパフォーマンスも世界観があって男らしく、萌えました(笑)

 

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ユニット・ソロ楽曲部門1位 「恋と弾丸」

 

 ipodでの再生回数、不動のナンバーワン。恋弾だけ桁が違います。そのぐらい、ガツンとやられるインパクトと、聴けば聴くほどハマっていくスルメ感が病みつきになる1曲。そして恋弾はアニバコンのパフォーマンスがあってこそ、あの衣装とあのダンスがあってこそ、の楽曲なのでそれを込みで1位に押したいです。健くんのかわいいおしりと、坂本くんの艶めかしい腰つきも全部込みで「恋と弾丸」は成り立っています。

 

ユニット・ソロ楽曲部門2位 「旅立ちの翼 “BALLAD Ver.”」


V6のボーカルリーダーの二人だからこそ、なかなか二人だけで歌うことも、しかもそれがCDとしてきちんと音源になるという機会そのものが、それまでなかった組み合わせ。貴重で、なおかつ二人のボーカルとしての声の違いや、それが重なった時の完成度の高いハーモニーを聴き込むのにこの曲は欠かせません。誰に聞かせても唸らせることができるハイクオリティの隠れた名曲。

 

ユニット・ソロ楽曲部門3位 「絶妙Music!」

 

ソロからも1曲挙げたく、自担のことも考えて選曲を迷ったのですが、あえてこれを。 井ノ原くんの制作した楽曲で、未音源化のままにしておくのが惜しいものはたくさんありますが、中でもこれは個人的には本当に音源化してくれるなら大枚をはたく覚悟のできる1曲です。 歌詞の世界観に尖っていた頃の片鱗を感じさせながら、井ノ原くんらしいバネのあるダンスが見ていてすごく楽しい。当時のどこか飄々とした、力の入っていない歌い方も、個人的な彼のキャラクターに合っていてすごく好きでした。